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西宮アートサンクにてカリグラフィー二回目講座

西宮アートサンクにて
カリグラフィー講座二回目 小文字の基本

Processed with MOLDIV

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受講の方、4人のうち3人がスタッフ  このことは大事で、その場の方が理解されてることが何より私自身が信頼関係が持て、安心して講習ができること

芸大出身のご夫婦がされてることで、この場に来られる方もアート関係が多いです。
もうお一人の参加者の方はイラストレーター&デザイナー
私のイタリック体の作品の作品過程、今、書いてるものも持って行きました。

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最初から2回目、3回目とどういうことを目指して何を変えてるのかをご説明しました。

イタリック体の作品過程は文字を再構築してますので最初の段階から、わかるようになってます。

自身が勉強したものですが、カリグラフィーの勉強はこういうことしますという説明に役立ちます。

前回、スタッフ男性が神戸インクは染料という話でインクってどうやって作るのかなど、道具ができる過程にも興味持っておられました。ちょうど和風総本家という番組で絵の具ができる過程と著名なカリグラファーの書く姿が観れましたのでそのYou Tubeを流していただきました。→  こちら

私は日本手芸普及協会 カリグラフィー部門の師範という資格を持っています(元JFCC協会)

この教室の画材がこの動画で紹介されてましたNIKKAのデザイナーズカラーです。

教室で用意される画材でお勧めしてますのがこちらの絵の具です。発色が抜群に良いですし、顔料の粒が細かいので伸びます。ペンフローがとても良いです。私はあまのじゃくなので、指定された画材がなぜこれなのか自分が実感でき理由が説明できないと生徒さんにもお勧めできないですので、いろんな絵の具を使った上、これが良いと思いますとお話しします。小田原真喜子先生が推奨されてます絵の具です。

それとJ-lafのカリグラフィーの動画も流しました。それは→こちら
最後はスティーブ・ジョブズ氏がカリグラフィーを勉強されたという話になり、スタンフォード大学の送辞のYou Tubeも流していただきました→こちら

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実際、ペン持ってみると理屈はわかるけど、でけへん・・・
まずペンと仲良くなれてない・・といろいろ書きながら、動画や私の書いたものみながらという割と文字の導入としては良い感じのことができたなぁ〜と思います。
参加されたデザイナーさんに何か書いてみたいものありますか?とお聞きしましたら、26文字入った文(パングラム)、quick brownを書きたいって言われて、普通は”Thank you”とかなのに、さすがですねぇ〜と挑戦していただきました。

J-lafの主催しますレターカッティングの紹介やカリグラフィーシンポジウムの案内も持って行きました。

 

こじんまりした場所ですが、ゆったりした雰囲気にご参加くださった方も”ここ良いな〜”と満足され、楽しかったと喜んで帰られて嬉しかったです。

 

徐々に準備していき、学校にしていきたいらしく、カリグラフィーを取り上げていただけるようで、光栄です。良い場所になると嬉しいです。

 

11日は大文字の基本をいたします。

ペンで書くローマンキャピタル体

2000年以上前に彫られた文字で残っております。

大文字をドローイングしてその文字を生かしてメタルエンボッシングで作品にしたものも持参いたします。この素材にもそそられてましたので、持っていくのが楽しみです。

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3月11日 西宮アートサンクにて 13:00〜15:00 受講料2500円(道具貸出)

お申し込みはお問い合わせからお願いします。

できるようになる、何か完成させるというより、書いて知ることを思ってます。

字が下手とか、苦手とかお気になさらず、お気軽にご参加くださいませ。

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